ちょっと昔の高円寺 写真展

次回写真展が12月8日から始まる予定ですので、お知らせします。


昭和30年ごろの高円寺駅南口界隈の町並みと人々の写真、約40点を展示します。
写真提供:森田昇栄氏、早川英次氏、エトアール通り商店会、杉並区役所(順不同)
会 期:2007年12月8日(土)〜12月24日(月・祝)
    2008年1月6日(日)〜2月11日(月・祝)
開催日:上記会期の土日祝のみ、平日休み
開催時間:13:00〜20:00

昭和30年代、中央線高円寺駅が高架になる前の高円寺南口、GALLERY45-8 の周辺を撮影した写真を展示しています。今はもうない銭湯・高円寺湯の煙突から撮影したパノラマ写真。町を行き交う人々 や楽しそうに遊ぶ子供たち。昭和32年に始まった高円寺阿波おどり(当時 は高円寺ばか踊りと呼ばれていました)の初期の写真。などなどをお借りし て展示しています。 GALLERY45-8を少し南下すると、桃園川緑道が中央線と平行に通ってい ます。その下には桃園川という川が流れています。この川はかつてしばしば 氾濫し、私たちのエトアール通りは頻繁に水害に見舞われたといいます。下 の写真は、その被害の様子です。エトアール通りにはエトアール劇場という 映画館がありました(現在は西友になっています)。通りの名は、映画館の 名前に由来します。その後、映画館はムービー山小屋(日活系)、東映の劇 場になったそうですが、この水害の写真は、昭和38年8月にムービー山小屋 の前で撮影されました。映画の看板が流れています。小林旭主演の「風が呼 んでる旋風児 銀座無頼帖」のようです。