Photography and Japan に石本さんが載ってる!

土曜日の Mami Nakano exhibition「絵とおはなし」オープニングパーティーにいらして下さった皆様、ありがとうございました。

さて、パーティーには私たちのギャラリーの初回を飾る展示をして下さった石本馨さんもご来場。土曜日は、ウチのギャラリーで前代未聞のお客様が集まり、アタフタするオーナーをなぜか手伝って下さるという展開に。その際みせてもらった「Photography and Japan」という日本の写真史をたどる本に、石本さんの戦争廃墟の写真が掲載されてます。
早速注文して、本日届きました。

Photography and Japan (Exposures)

Photography and Japan (Exposures)

幕末、下岡蓮杖の写真から、現代の写真家まで紹介された図版満載のきれいな本です。2章の「Visions of War」が特に興味深いです。長崎の原爆のキノコ雲の写真から始まっています。ビゴー、ベアトなど明治の戦争から、名取洋之助など太平洋戦争まで。そして戦後50年以上経って戦争の痕跡を追う石本さんの戦争廃墟で締めくくられています。石本さんの写真の隣のページは、ベトナム戦争沢田教一「安全への逃避」。
英文なので、これからボチボチ読んでいきます。

それにしても石本さん、日本の写真史をたどる一角を占めるとは...。そんな写真家に、土曜日は鍋作りやお客様のおもてなしの手伝いをさせてしまいました。

戦争廃墟

戦争廃墟