鞆の浦に行って来た

写真展「鞆の浦に行って来た」を開催しますので、お知らせします。

鞆の浦は、広島県福山市の江戸時代からの港湾施設がそのまま残る美しい漁港。朝鮮通信使が寄港し、ドイツ人医師シーボルトも立ち寄ったという。古い町並みが残る歴史的な町だ。歴史に想いを馳せ、美しい瀬戸内海を眺め、訪問者は時を忘れる。
そんな鞆の浦には今、湾の一部を埋め立てて道路を建設し橋を架ける計画がある。景観が大きく変わり、鞆の浦の魅力が半減してしまうおそれに直面している。貴重な文化的遺産を後世に伝えていくことができるのかどうか、瀬戸際にある。

今年の夏、鞆の浦に行って来た。
その時のスナップ写真を展示することにした。


   
   
   
   

鞆の浦に行って来た
会期:2008年11月2日(土)〜11月30日(日)
   土日祝日のみ開催(ただし、11月22日はお休みします)
開催時間:13:00〜20:00


○参 考○

世界遺産と地域再生―問われるまちづくり

世界遺産と地域再生―問われるまちづくり

鞆の浦情報交換ページ
http://npo-tomo.jp/jyumin/
http://tomonoura-net.jp/


追記:宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」の構想を練ったのが鞆の浦。映画には鞆の情景がそこここに見られるという。今夏、ポニョの舞台を見ようと鞆の浦に来ている人をたくさん見かけた。