今回のお留守番のあいまに


再び、橋本弘道さんの写真展のお留守番のあいまに読んだ本を記しておこう。




写らなかった戦後 ヒロシマの嘘
 友人に誘われて行った報道写真家・福島菊次郎さんの講演会を聞いて、衝撃を受けた。これまで名前と写真何枚かを知っている程度だったので、遅まきながら本を読んだ。そして考えた「自分は何をやっているのだろう」。広島が被爆した翌年から40年間被爆者を撮り続け、それでもフィルムに写らなかった広島の現実が書かれている。


写らなかった戦後〈2〉菊次郎の海 (写らなかった戦後 (2))
 『ヒロシマの嘘』の続編。福島菊次郎さんの壮絶人生が描かれている。


原爆と人間の記録 (1978、社会評論社
 同じく福島菊次郎さんの写真集。


酔いがさめたら、うちに帰ろう。
 鴨志田穣さん、亡くなりましたね。アル中との闘いの日々。友人Kさんに借りて読んだ。


国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
 著者は外交官・佐藤優さん。逮捕、取り調べ、独房生活。まだ読み終わってないが、きっとこれから国家の罠が徐々に明らかになるにちがいない。


今回は、ハードな本が並んでしまったようだ。